健康アプデから1年半。ピンチはピンチです。
去年末に「健康アプデから一年。皆さんはいかがお過ごしだろうか?」という記事を書いてから半年が経過しました。
皆さんは、どんな感じでしたか?
僕は「ピンチはピンチだなぁ」という半年を過ごしております。
この記事では、去年末以降の半年間で何を実施し、その結果どうなったかをお伝えします。
2018年12月から今日までの振り返り
健康アプデがあった2017年12月6日から2018年12月までの振り返りは前回の記事に記載していますので、ここでは2018年12月から今日までの振り返りをします。
まず、結果としてはこうです。
このグラフは「ダイエットカフェの主要検索キーワードの検索順位の推移」を表していますが、もはや底に張り付き過ぎて、どれくらい下がってるかもわかりにくいレベルですね。
とりあえず「2019年3月のアプデ」でも見事に下がってます。
そして「2019年6月のアプデ」でもほんの少し下げてます。
特に3月の下がりっぷりは凄まじく、またもや「ダイエットカフェ」で検索しても1位陥落です(2019年6月21日時点では1位は僕のツイッター垢です)。この下げ方や「サイト名で検索しても1位でない」あたりから、「(EAT不足による)自動ペナルティを食らっているんだろうなぁ」と考えています。
さて、2017年12月6日の健康アプデから約一年半経過しましたが、そろそろ「あれ?もしかしてマジで復活しないやつ?」って思い始めてきております。
というのも、実は「2019年6月のコアアプデ」では密かに「復活するはず・・・!」と期待していたんですよね。その期待も空しく、更に下げました。漫画喫茶に篭るしかないという感じでした(篭りました)。
この半年間で実施したこと
いちいち覚えてねーよって感じでもありますが、思い出しながら、2019年1月〜6月に実施したことを書いておきます。
ただし、これらを実施した結果一ミリも復活せず、むしろ下がってますので「実施するなよ、、、絶対に実施するなよ。」という感じです。ダメパターンとして認識しておいてください。
UX改善
今年の1月〜3月くらいまではUX改善のために色々テストしてました。ただ、これらは結局「あんまりUX向上してないっぽいから元に戻そう」という感じで、結果的には大きくは変わってません。
ほぼ見られてない無駄なページを削除したり、統合したくらいでしょうか。
広報活動
去年末に書いた記事で「これからは広報頑張ります!」と書いた通り、広報頑張ってました(今も、頑張ってます)。
結果として、下記の成果が得られました。
・Web担で漫画化される
・ねとらぼの記事がヤフトピに掲載される
めっちゃ頑張ってるやんけ。
上記2つ以外にも寄稿とかをチョイチョイやってました。
アバウトページの充実
これ。
これの効果に期待してた。マジで。
4月の半ばくらいに色々調べていたら、「信頼性の向上」のためにはアバウトページの充実is大事っぽかった。
なので、アバウトページをめっちゃ気合い入れて作り直した。
以前のアバウトページ(運営者情報とか)は既に削除してるのでお見せできませんが、淡々と会社情報とかを羅列してるだけで情報量もめちゃ少なかったです。今回のは、書けるだけ書いたつもり。。
この半年間でやったことまとめ
というわけで、この半年間で実施したことは
・UX改善
・広報
・アバウトページの充実
の3つでした。
しかし、効果なし。
俺はもう死ぬぞ(死ぬ代わりに漫画喫茶に篭った)。
アバウトページの充実が効果あると思った理由とか
正直、今も「アバウトページの充実」は効果的なのではと思ってる。ダイエットカフェの検索順位が上がってないのは「アバウトページの充実っぷりが足りてないから」か「アバウトページ以外に致命的に信頼性を失う要素がある」のではないかと。。(知らんけど)
アバウトページの充実is大事と思ったキッカケ
確か4月半ばに下記の記事を目にしたことがキッカケだったと思う。
Web上の”評判”は、いかにして、SEOにおける主要なランキング要素となったのか?
この記事に下記の記述がある。
・我々について(About Us)のページを充実させることで、そのWebサイトの背後に誰がいるかをユーザーが知ることができる。
・よくできたお問い合わせ(Contact Us)ページは信頼性を高める。
・さらには、より良いユーザービリティとユーザー体験、コピーライトの宣言、適切なつづりと文法。
「我々について(以降、アバウトページ)」って「いわゆる運営者情報だろー?」くらいに思っていた僕にとって、この記事は結構衝撃的だった。
特に注目したのが「メディックアップデート(*4)で影響を受けたサイトの観測」という項目で、いくつかの実例が示されていた。
この中で目を引いたサイトが「goodrx.com」だった。
検索順位が下がった例として紹介されていたのに、4月の時点ではAhrefsを見てみると復活傾向にあったのだ。
そこで、このサイトをインターネットアーカイブで健康アプデ前後でどう変化してるかを調べたわけだけど、確かにアバウトページが大きく改善されていた。
■現在のアバウトページ
■2017年12月時点(アーカイブによると)のアバウトページ
比較してみると、変化は一目瞭然だと思う。
これを見て思ったわけですよ「なるほど、アバウトページの充実ってやつは、こんな感じでするのか!舐めてたわ、俺。」って。
そして、確かにここまで充実させれば「運営者やサイトの信頼性とか責任の所在をGoogleにアピールできそうだ」と感じたわけですね。
その他参考にしたアレコレ
goodrx.comをキッカケに、海外サイトを中心にさらに色々と調べてみた。 そうすると、他にもアバウトページの改善をキッカケに一度は検索順位を下げていたのに復活してるサイトがいくつか見つけられました。
特に注目したのは、下記の2サイト。
wellnessmama.com
organicfacts.net
詳細は割愛しますが、これらもアバウトページを改善することで3月に復活していました(wellnessmamaの方は6月のアプデで下がってますが)。興味ある方はエイチレフスとインターネットアーカイブを見てみてください。
あとは最近更新された品質評価ガイドラインとか。英語で160ページくらいあるけど、SEOに関心あるなら読んでおいた方が良い。最近のGoogleの動きを見ると、「あぁ、本当に品質評価ガイドラインに近づけようとしてるんだね」って感じはしますので。
ただ、流石に全部英語で読むのは厳しいと思うので、オススメは下記の順番で読むことかな。
(1)3年ほど前のだけど、完全日本語訳を読む。
【保存版】Google検索品質評価ガイドラインの完全日本語翻訳 SEO担当者必見(2015年11月版)
基本的な部分は2015年verでも変わらないので、この日本語翻訳版で全体感を掴めます。
(2)電通デジタルによる品質ガイドラインの更新の差分を読む。
Google 品質評価ガイドライン解説(2019年5月版)
ガイドラインのどの部分がどう変わってきたかを解説してくれてるので、これで最新の品質評価ガイドラインについて理解します。
(3)原文で、気になるところのみを頑張って読む。
僕の場合、「10.3 Ratings for Forums and Q&A pages(フォーラムとQ&Aページの評価)」は口コミサイトにも通ずると思ったので原文でも読みました(ニュアンスとかも掴みたいし)。
ここまで読んでおけば、Googleがどういう方向に向かってるか理解できると思います(現状、それが達成できてるかは別ですが)。
そして完成した・・・と思ってる
そうして完成したのが「ダイエットカフェについて」のページなわけです。
もちろん「もっとこうしたい・・」という箇所もありますが、現時点で無理なく作れる範囲内で限界まで作り込んだつもりです。
これで復活しないとなると・・・、「この程度の内容では信頼性足らんわ」って思われてるか「いやいや、実は全く別の問題があるのですよ」なのか、どっちかかなぁって思ってる。どっちなん?
今後の展望
一応、2017年12月6日にガツンと検索順位落ちた時に決意したのが「2年は頑張る」でした。なのでまだ半年近くは「頑張る」という選択肢を取りますが・・・・、正直、かなり厳しいとは思ってます。
さて「今後の展望」ですが・・・、今は結構気力が尽きかけているのと、まだまだ書きたいことが溜まってるので、後日また別記事として書きます(1,2週間以内には・・)。
今日はもう漫画喫茶に篭ってる間に読んだ漫画について書くくらいで許してほしい。
漫画喫茶に篭って読んだ漫画
前述した通り、先週はマジで結構漫画喫茶に篭っていた。コアアプデ中で新しいことをやる気力が低減してたし、復活ならずのダメージを癒すにも漫画はマジで良かった。
人間失格(古屋作)1-3(完結)
俺ってやつは、人間失格やでって思ったので読んだ。鬱屈な気分の時に読むと更に堕ちて底に到着するのでオススメ(あとは上がるだけ)。
ブルーピリオド1-4
高校2年の矢口君がひょんなキッカケから絵に興味を持ち、(授業料が安いという理由で)東京藝術大学の油絵科を目指す美術漫画。作者も東京藝術大学を出ているだけに、ガチな内容。 いや俺も美術とか興味無くて、小学校中学校の授業でもクソ下手くそで「絵」とかええねん、だったけど、「絵」の面白さがなんかわかった。 抽象画とか見ても「意味がわからないし、作者はクスリでもやってるのかな?」と感じてる人は必読。
鋼鉄の華っ柱1-9(完結)
ちょっと前にドラマ化された「今日から俺は」の作者の作品。 紳士であることを信条とする男子高校生が主人公。あらゆることを紳士的にこなすことに命をかけている。 話は逸れるが、一部で評価が高かったらしいドラマ版「今日から俺は」の一話目を見たが、漫画版「今日から俺は」への愛が強過ぎて、「俺の今日から俺はを汚しやがって!!」となり、二話目以降は見なかった(漫画とドラマは別物)。
ブルージャイアント1-10(完結し、現在は海外編の途中)
男子高校生の宮本君がひょんなキッカケでジャズにハマって世界一なサックス奏者を目指す音楽漫画。 、、、かぶる!ブルーピリオドと。 男子高校生が、ひょんなキッカケで、芸術にハマり、トップを目指す!タイトルもブルー繋がり。 めちゃ熱い漫画。唯一の欠点は紙からは音が出ないこと。
バクマン1−10(途中)
年に一度は読み返し、もはや10周くらいは読んでる。
言わずと知れた「ヒカルの碁」「デスノート」の作者による漫画家漫画。
いつもこれを読むと、落ち込んだやる気がまた戻ってくる感覚になる。モノづくりの大変さ、楽しさ、諦めないことの尊さが実感できる漫画。この記事もバクマンを読み始めてから「今の気持ちをまとめておこう」と思い立って書き始めた。
いつもありがとう、バクマン。